最近では、自宅ではなく葬祭会館で葬儀を行うという方も少なくありません。13年前に一人暮らしの祖母が亡くなった時に、葬祭会館で葬儀を行なったのですが、自治会の組内の中で自宅以外の場所でお葬式を執り行った第1号となりました。



それまでは、田舎であるということもあって、お葬式は自宅でというのが常識でした。

葬儀の準備などは組内が手伝い、組内の女性は、朝から喪主の家に集まってお寿司を作ったり、参列者へのもてなしの食事を用意し、男性陣は自治会内を回って八文錢を集めました。

集めた硬化を棺の中に入れて、それが三途の川を渡る費用になるという昔からの風習です。


自宅ではなく葬祭会館を利用するメリットについては、会館の専門スタッフがいるので、組内の人のお手伝いがほぼ必要がなかったり、なにより残された家族にかかる負担度が少ないということが挙げられます。



住み慣れた我が家で最期を迎えさせてあげたかったのですが、冷暖房も完備していない古い家であったことや、準備するにも祖母がどこに何を置いているのか把握していませんでしたし、長いこと入院して空き家状態になっていたために、まずは片付けから始めなければならず、その時間がとれなかったために、葬祭会館を利用した次第です。祖母のお葬式以降、組内の人も葬祭会館を利用してお葬式を執り行うようになり、13年経過した現在では自宅以外でのお葬式が自治会の主流となっています。



家内のプライベートな部分をご近所の方々に見せることもありませんし、親戚を迎える準備などに追われることもありませんので、故人とゆっくりと最期の時を過ごすことができるというのがメリットとして挙げられます。